Q&A(医師の先生に後遺障害診断書はどのように書いてもらえばよいですか?)
2023.05.19コラム後遺障害等級の認定は、後遺障害診断書の内容やレントゲンやMRI等の画像をもとに判断されますので、後遺障害診断書の記載の仕方で、後遺症の認定結果が左右されてしまう事態も起こりえます。
したがいまして、後遺障害診断書の記載の内容は、後遺障害等級の認定のためにとても重要な要素ということがいえます。
後遺障害診断書は、できる限り具体的に、詳細に記載がなされることがポイントです。傷病名の記載だけではなく、事故状況なども具体的に記載し、事故との因果関係を明確に記載してもらうことが重要です。さらに具体的な症状や各検査の所見、検査と、傷病名や各症状との整合性などがわかるように、詳細に具体的に記載してもらうことがポイントです。
しかし、医師の先生は、治療が専門ですので必ずしも後遺障害診断書の作成に精通しているわけではありません。
作成をする前に弁護士のアドバイスを受けることをお勧めします。